
トヨタMR-S 幌交換 ①
H16年式 トヨタMR-S
幌の交換のご相談を頂きました。
お見積りをさせて頂く為ご来店頂きました。
ちなみに初めてのお見積りをさせて頂く場合は
ご予約の上、現車にてご来店頂く事にさせて頂いております。
(今の世の中トラブル防止の観点から現車確認を必須としています。)

MR-Sの場合、幌をロックさせるトップロックが生産終了している為、
トップロックのロック機構が機能しない、又はロックがあまい車両は
幌交換が出来ない場合もあるので、現車確認は重要です。
幌は裂けておりガムテープで補修させていました。
只、ガムテープでは直ぐに剥がれて水漏れするので、大変困っておられました。

現車確認とお見積りを提示させて頂き、作業のご依頼を頂きました。
部品の入荷まで数日は現状のまま使用して頂くわけですが、
流石にガムテープできついので、簡易的な補修をさせて頂きました。
これで次のご来店までは問題無く使用出来ます。

部品が入荷してご予約の日にご来店頂きました。
補修した部分は雨の漏れも無く安心して使用出来た様で
喜んでおられました。
さぁ~これからもっと喜んで頂けるように幌の交換作業スタートです。

MR-Sはシートの裏にラゲッジペースがあります。
普段はフタも付いており、シートの陰に隠れているので分かりませんが
そこそこ大きなスペースとなっています。
幌交換の際は、それら全てを外します。

運転席裏のラゲッジスペースには車載工具が搭載されていますが・・・
そこに水漏れの痕跡が・・・痕跡と言っても水溜まりになっているので
水漏れ確定。しかも先日補修した助手席の真上では無いので
分解しながら原因を探っていきます。

車載工具を外したら、水の溜まっていた跡が・・・
結構な量なので、確実に修理をしないと幌交換する意味が半減します。
って前振りをしましたが、実は原因の目星は立っており、お見積にも
記載させているので想定内の案件です。
通算でMR-Sも30台以上幌交換をさせて頂いているので
幌に関してはある程度の弱点はわかっています・・・つもりです!

シートバックトリムやラゲッジスペースのパーツを
全て取外しました。ここまでせんと幌は骨ごと取れんのよ。
ちなみにネット等で、車両に幌骨を残して表皮だけ交換する
動画や解説もあり、作業費も抑える事も出来ると紹介もされています。
全くその通り!・・・の側面もありますが・・・・

当社では、MR-Sに限らず、ロードスターでも
当社では必ず、このように幌は骨ごと外します。
金の亡者!ぼったくり!消費者の敵の言い訳!ではなく・・・
むしろ逆です。確かにご自身で、ご自身の責任において作業される場合は
車両に幌骨を残して作業する方法も調整等も省けるから良いでしょう。
しかし、幌の表皮を交換するって事は極力水漏れに対する対策や修理を
し完全に近い状態にする目的があると考えていますし、期待されていると思います。
今日はここまでです。ありがとうございました。
