カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2026.09.29 | 今日の工場

NAロードスター 事故修理 ①

H8年式 ユーノスロードスター

始まりは去年の暮、一本のSOS電話から物語は進みます。

事故により足回りを中心に損傷して走行はおろか

動かす事も容易に出来ない状態で、修理を受けてくれるお店が

地元はおろか関東圏では無く、しかも修理どころか預りを伴う

入庫も断られているとの事でした。

 

 

 

 

 

 

車両はロードサービスの店舗で日額幾らで預かってもらっている

状態で大変困っておられました。

すぐにでもお預かりしたい気持ちもありましたが、

今のご時世色々あると困るので、車両搬入をご自身で手配して頂く事と

車両搬入と同時にご来店頂く事を条件とさせて頂き一旦お預かりする事に

なりました。

 

 

 

 

 

左側はフロントフェンダーの損傷だけのようですが、

右側の損傷が深刻でした。

事前の情報通り積車から降ろしても車両が進まないので

右前輪をドーリーに乗せて何とか工場の中に入れました。

 

右側面はクオーターパネルまでヘコミとキズが・・・

でも一番深刻なのが足回りです。

 

右フロントフェンダー後方にくすがっていたホイールを

外しました・・・表裏のリムが千切れていました。

事故の衝撃が大きかった事と車両の損傷が深刻なもの

だと一目で分かる状態です。

 

 

右前タイヤをスペアタイヤに交換してリフトへ移動。

ここまで足回りが壊れるとまともに運転は出来ません。

ハンドルの動きが予測不能なので画像の様に駐車するのに

どれだけ切り返したか・・・見た目よりも深刻な状況です。

 

下回りを損傷します。

足回り中心に確認しますが、そもそも修理が可能かを判断していきます。

お客様も不安でいっぱいの様子。

宣告を伴うこの様な場面は非常に苦手で胃がキリキリします。

 

 

アンダーカバーに付着しているオイルは新しく、

今回の事故によるもなのかな~。

今回の事故が原因だとしていったいどこから・・・

 

オイル漏れはパワステでした。配管が変形して飛び散っています。

それと元々エンジン、クランクオイルシールからもオイル漏れが

あったようなのでエンジンは別件。

 

ステアリングギヤボックスもですが、右の足回りが

とにかく酷い・・・。

修理が可能だとしても費用が相当かかる事は明白なので

乗り換えも視野に入れてお話させて頂きました。

 

 

・・・が、このNAをここで諦めたくはない。

その想いにお応えするべく修理させて頂く事になりました!

 

・・・とは言ったものの本当に酷い状態です・・・。

今日はここまでです。ありがとうございました。