
NAロードスター 足回りリフレッシュ ①
H8年式 ユーノスロードスター
最近乗り心地が悪くなって来たとご相談されました。
試乗してみると、突き上げが大きく余韻が残るので
起伏のある路面だと車体が安定しない・・・
っと言っても我慢できないレベルではないですよって
お伝えしましたが、大人の乗り心地にして欲しいと
言う事でしたのでご入庫です。

先ずは車体底部にテコ入れします。
何故?乗り心地ならショックアブソーバーでしょ!
って思った方が大半のはず。
確かに間違っていません。
只、今回はトータルで大人の乗り心地にする方法をお伝えいたします。

車体底部の両サイドにはフロアサイドフレームがあります。
車高を下げたNA・NBはここをよく擦ります。
画像の様に変形する部分。サイドフレームの前後は頑丈ですが
中央は驚くほど貧弱ですぐに変形します。
変形から守るのが、当社の“フロアSFプロテクション“です。

変形部分を直してフロアSFプロテクションを仮組します。
言わばサイドフレームのカバーです。
2mm厚の鉄板をコの字に加工したカバーですが、
経年劣化して強度が低下しているNAの車体には補強材としての役割もはたします。
コルセットの様な役割って言うと分かり易いです。

コルセットの様な役割なのでガチガチに固定はしません。
2mm厚の鉄板が少々の事では脱落しない程度で固定をします。
仮付けし、位置決め補助固定のリベットの下穴を開けて点付け溶接が
出来るようにフレームの塗装を最小限で剥がします。

仮付けしたフロアSFプロテクションを一旦外して
元々損傷やサビている部分を補修し防錆塗装をします。

防錆塗装のが乾燥したらフロアSFプロテクションを
リベットで固定します。

点付け溶接をします。
フロント側は少し多めに点付け溶接をします。
変形したサイドフレームにフロアSFプロテクションを叩き入れるので
リベット固定でも脱落する事は考えにくいですが、念には念を!
安全が第一!高速道路で外れたら・・・大惨事です。
点付け溶接は車体への負担を軽減しつつ最大限の安全を確保する取付方法です。

点付け溶接部の底部を平らに研磨。
フロアSFプロテクションを装着すると5mmは低くなります。
突起があるとその分擦り易いし見た目が悪い!

続いて防錆塗料をこれでもかって塗装します。
溶接部と内側は特に念入りに!
このまま乾燥を待ちます。
今日はここまでです。ありがとうございました。
