NDロードスター フロントスポイラー修理 ➀
令和元年式 MX-5(北米仕様)
とても珍しい左ハンドルのNDです。
国内仕様とは違い2000ccのエンジンとなっています。
フロントスポイラーの修理でご入庫されました。
駐車場の縁の縁石か何かにヒットしたようで、
スポイラーは折れ曲がって少し変形していました。
ディーラー等では確実に交換の判定となりますが
ローダウン車両では再度損傷リスクが高いので
コスト面でも有利な修理をして再利用する事をご提案させて頂きました。
スポイラーを外して損傷部分と全体的な変形具合をチェックします。
折れ曲がった部分が伸びて凹んだような変形を起していました。
修理は熱を加え患部の修正を行い研磨して整形していき
細かな凹凸と表面処理はパテを少量使用して滑らかに整えていきます。
スポイラーの修理&塗装が完了しました。
本体修理の費用は新品スポイラーの価格の6~7割となりますが
ご希望でカラーチェンジや小技でイメチェンも出来き
考え方によっては楽しめるので、当社では可能な限り修理を
お勧めしています。
今回はスポイラー中央に“MX-5”のロゴをエンボス加工しました。
これにはお客様も大変喜んでおられました。
損傷した部分のバンパー側も多少変形や破損が有りますが
スポイラーの取付に工夫をすれば問題はありません。
アメリカンチックなフロントマスク(以下ノーズブラ)ですが
入庫時に取付の具合を気にされていたので
出来る限りビシッっとなるように手直しします。
バンパーグリルに挟み込む“ベロ”ですが入れられずに浮いていました
ここは思いっきりと繊細な技術で押し込んでいきます。
フロントスポイラーが邪魔でフック部分も浮いていたので
スポイラーを装着する前に引っ張り付けました。
完成度の高く精度も良いノーズブラなので全体的に位置の修正をおこない
細部は熱を加えて形を整えて装着しし直していきます。
今日はここまでです。ありがとうございました。