NCロードスター(紺色) 幌交換(メーカー保証修理) ➁ラスト
NCロドのメーカー保証幌交換の続きです。
幌を装着しました。
全ての作業をいつのより入念にしました。
水漏れチェックがドキドキです。
先ずは、ブシャーって大量の水をかけます。
そしてシャワーの強弱を付けてしつこい位、
色々な角度から放水します。
「火点は前方の標的~!」
「水利は工場隅の水道蛇口~!」
「ロール巻によるビニールホース!」
ってコレ↑が分かる人、消防団及び消防関係の人決定~!
ヤバい位水かけまくり!
デッキモール部分もオーバーフローしてます。
でもでも今回は容赦無くかけまくります。
スクリーン周りは上下左右あらゆる角度で放水。
車内からチェック!
この熱波の季節なのに大量の打ち水の影響で車内温度は適温に!
エアコン付けつるの忘れてしまう位水をかけた結果。
幌は一切の水漏れは確認出来ません。
まぁ~これが通常なんですけどね。
レインレールから出る水も大量でしたが、流石はNC~
排水能力は余裕すらあります。
NA・NBではオーバーフローしてシート下が水浸しになるでしょう。
水漏れチャックを終えたので組立作業です。
ガソリンタンク上部の床面にトリムを取り付けます。
水漏れ時に水溜まりが出来ていたトリムです。
シートバックバーを取り付けます。
横転時に乗員を守るバーなので重たくて頑丈です。
NC以降のロドはこの方式でNA・NBに装着されている多くは
“ファッションバー”と言い、
その名の通りファッションで装着されている為強度は無く乗員は守れません。
シートバックバーに各トリムを装着すれば完成です。
シートバックの空間に小物入れが装備されるようになったのも
NC以降の進化です。
ちなみにNA・NBはこの部分は燃料タンクがあるので
小物入れはありません。
幌交換が完了しました。
もう水漏れは勘弁ですぞぉ~って心の声(笑)
幌交換は完了しましたがシフトの頭が気になりました。
コンソールボックスに外れた部品が入っていたので
確認をせずに修理してしまいます。
固まったボンドはカスカスの状態だったので
マイナスドライバーでこそげ落としました。
シフトとパターンパネルを洗浄して脱脂。
厚手の強力両面テープでバチっと貼り付けました。
復っ活~!
これを機に社外品に交換するのかなって思ってましたが
修理する予定だったと聞いて一安心。
満足して頂けました。
本当にご迷惑をおかけしてしまった今回の事件ですが、
お客様が笑って
「更に新しくなるから問題無いですよ。」
「作業した新海さんは勿論ですが制作したメーカーも
しっかり対応してくれたのでより安心感が増しました。」
っておっしゃって頂けた事にホッとしています。
量産品だからって言ってしまえばそれまでですが
メーカーや問屋さんの迅速な対応も我々修理する側も
助かりますし安心してお客様にお勧め出来るので
パーツの購入先はとても重要です。
豊田市のS様 ありがとうございました。