NCロードスター MH1 カスタム⑦ 内装編
う~ん・・・鈑金工場の仕事がいっぱいでなかなか塗装出来ない・・・。
なので内装に手を付けていこうと思います。
ステアリングがガサガサしているのが気になるお客様。
そうですよね~。握った時にガサガサした感じはしっくりこないので
楽しいドライブに支障をきたす恐れがありますね~。
そんな時は・・・
ハンドル表皮の張替え~!
エアバック&ステアリングスイッチの付いた現代っ子の車はハンドルを社外品に
交換するのもリスクもありハードルが高くなりがちです。
そこで純正ハンドルを張替えてリメイクしようとなりました。
社外ハンドルのような“コブ”を付けてパンチングレザーと好みの色のステッチ
を用いてオリジナルハンドルの出来上がりです。
ステアリングスイッチとパドルシフト!
仮面ライダーのスーツの一部に見えるのは僕だけ・・・?
組替完了~。
ちなみにエアバックの分解は、ご自身で行わず必ず整備工場に依頼しましょう~。
もし爆発したら・・・もの凄~く痛いし血が出るかも、たぶん泣きますよ!
リメイク成功です。カッコイイ~!
握った時のしっとり手に馴染む感じは上質な本革と確かな技術で丁寧に仕上げられた
高級車のハンドルそのものです。
気になるお値段は・・・momoステ1本(定価)分~!
運転席のシートが~!
本革シートではよくある問題ですね~。
乗ってドアを閉めれば気付かれないのでスルーでお願いしま~す。
・・・ん? 何とかして? 誰が~? ・・・僕が~!?
じゃやっていきましょう~!←好きな作業なので内心ワクワクです。
最近は本革シートのリペアって手段もありますが
どうせならカラーチェンジするのも印象が変わるのでお勧めですよ~。
さ~ここで秘密兵器の登場です。
以前ご紹介した“RCOJチャリティーフリーマケット(2018.11.15 投稿)“
で購入したAUTOart製NC・RHT(1/18)モデル!
シート生地の見本を使ってお客様と打合せをします。
シートの生地と色が決定しました。
ボディーカラーが似てるので結構イメージし易くて重宝しました。
事務所のミニカー達はこんな使い方が出来るので立派に仕事に役立つアイテムなので
ただの趣味や無駄使いではありませんよ。
冗談でメモ紙を折り曲げてルーフに被せたら・・・
トリコロールの配色が中々良いと盛り上がり(深夜の時間帯がそうさせた?)
ルーフを白に塗装する事が決定しました~。
オーダーしていたシート表皮が届いたので早速作業開始です。
NCのシートを分解するのは初めてですが理屈は同じ。
座面が取れました。
猛暑の作業で汗が・・・シートを汗で汚さないように気を付けないと!
解体修理~。
ここからが本番、新しいシート表皮を丁寧に被せるある意味繊細な作業です。
コツとしては、ウレタンと表皮と格闘しながらの力技!
シワを取るのも力技!(笑)
格闘の末見事勝利です。
後は座面をドッキングするだけです。
はい、出来上がり~。
どんなもんだい!一仕事をやり遂げた達成感に包まれ汗だくの自分。
その背後から、メカニックのよっさんが「お疲れ様~あと1脚ね~」って
あ~まだ運転席が残ってる~
こういう事なんですよ~昔からガンプラ作るの少し苦手なのは~・・・
右腕を作ったら左腕、右足作ったら左足と同じ作業を繰り返すのって・・・
最初に全力で丁寧に仕上げるとバランス的にね~・・・
体力の前に気力が・・・って泣き言はいいから作業しよっと。
はい! 運転席出来上がりです!
1コマで完成(写真を撮らずに一気に作業したから)させましたよ!
我ながら見事な出来栄えです。手前のショルダー部分は純正のベルトガイドが付くので
シートフレームにブラケットが付いて少しシワが出ますが問題無しです。
ステッチの色と同色のRoadsterの刺繍ロゴがオシャレ~。
合皮生地の外周とアルカンターラ生地の背面・座面のコンビで落ち着いた赤色の
シートに生まれ変わりました。
NAやNBの張替えもやっていますよ~。
今日はここまでです。ありがとうございました。