ＮＣロードスター　クラッチ&車高調交換　➀

Ｈ２３年式　ロードスター

歴代のスポーツカーは新車から１０万㌔を迎える頃に
乗換て来られたお客様。
近年スポーツカーの種類の減少と
このロードスターの使い勝手の良さから
歴代最長の年数となっているそうです。

最近クラッチを踏むと「キュキュ」といわゆる
猫クラッチが気になって
乗換では無く修理を決断されました。

クラッチと合わせて
ふわふわした乗り心地も何とかしてほしいとご依頼
されました。

早速作業を開始します。

ＮＡと比べるとビッチリ補強の入った下回り。
ミッションを外す為全ての補強部品を外します。

作業は基本的にＮＡ・ＮＢと大差はありません。

ミッション本体を外しました。

ミッションハウジングの汚れはクラッチダストのみだった
のでエアーブローで粗方落ちました。

ミッションハウジング。

交換するレリーズベアリングとレリーズフォーク
を外します。

上記画像の部品を外して見えているのが
インプットシャフトとフロントカバーです。

フロントカバーを外して
オイルシールの交換をします。

上記の画像からもお分かりの様に
オイル漏れはしていませんでした。
しかし近い将来確実にオイル漏れするので
お客様が修理歴を把握していない場合も含みで
ミッションを外す際には必ずオイルシールの交換はしています。

今日はここまでです。ありがとうございました。