NCロードスター クラッチ交換 ➀
H19年式 ロードスター
クラッチオーバーホールのご依頼でご入庫されました。
NCも幌に続きクラッチのオーバーホールをする年式に
なりました~。
ようこそ、こちら側へ!
クラッチオーバーホールはミッション本体を外して
作業を行います。
先ずは車内からの作業になります。
センターコンソールを外します。
チェンジレバーはこのようになっています。
チェンジレバーとブーツを外すとミッションの
先端部分が見えます。
こうしてからミッション本体を外していきます。
車両をリフトで持ち上げて邪魔な部品を外します。
そして「えいやぁ~」ってやると・・・
ミッション本体が降って来ます。
少々重たいのでガッチリ拘束して保護しましょう。
パワー自慢の方やムキムキマッチョの方はトレーニングついでに
身一つ受けとめるのも良いでしょう~。
ミッション本体外しエンジン裏に目をやると
お花が咲いています・・・クラッチカバーです。
花びらのような部分はダイヤフラムスプシングって言って
スプリングです。
ここを「えい。えい。」ってやるとクラッチが切れます。
クラッチカバーを外して見えるのが
みんな大好きフライホイールです。←そっかな~?
こいつは回転系の慣性モーメントを利用した機構に・・・
はずみ車です!
めちゃ重たく重要な部品。軽量にするとエンジンのフィーリングが
変わります。
フライホイールを外すとクランクのリヤオイルシールが
見えます。
オイル漏れの原因の代表格なのでクラッチオーバーホールの際は
必ず新品に交換します。
続いてはミッション本体を見ていきます。
エンジンに接続する部分がこちら!
中央のシャフトがクラッチディスクとかみ合う構造です。
こちら側もオイル漏れの対策修理をします。
清掃前だけどハウジング内は綺麗です。
今日はここまでです。ありがとうございました。