ＮＢロードスター　幌交換とその他修理 ➀

Ｈ１０年式　ロードスター

このＮＢは最近購入されたそうですが、オイル漏れが気になり
修理の相談でご来店された際に、オイル漏れよりも
ラジエータ等の冷却系が深刻と判明。

長く良い状態でこのＮＢを楽しみたいから
どうせならと言う事で幌交換のご依頼頂きました。

工場の他の仕事の関係上、リフトが空いていなかったので
幌交換から始めていきます。

新車当時からの純正幌は御覧の通り
水漏れはしていないそうですが
雨の後は車内の湿気が酷いそうです。

早速ほろを外しました。

お客様から聞いていた通り水漏れの痕跡はありませんでした。
長年のホコリ汚れは有るものの錆等の腐食はありません。

車内の湿気の原因は排水口の詰まりが原因と考えられます。

ホコリや砂汚れが泥となって排水口を詰まらせていました。
まだ初期段階だったので幌交換のタイミングが良かったと言えます。

排水口の汚れを完全に除去。
汚れの堆積を防止する目的で
ボディーコーティング剤を用いて
排水口周りもコーティング！

各パネルの縁にたまった長年の汚れ。

でも年式や幌の状況から考えてボディー自体はとても
良い状態と言えます。

汚れの付着防止と湿気からの腐食防止になるように

拭き掃除をした後でコーティング剤を使用しました。

幌の表皮の交換です。
幌骨本体はサビも無く良い状態です。

レインレールは再利用が出来ないタイプなので交換します。

新しい幌は
ＲＯＢＢＩＮＳ社製
生地：ビニール/黒/ワンピースタイプ
スクリーン：ガラス/熱線有

クロス生地に比べてリーズナブルなビニール生地です。

今日はここまでです。ありがとうございました。