ＮＢロードスター　全塗装　➂

ＮＢロードスター全塗装の続きです。

ボンネットは裏側から塗装します。
凹凸が激しく入り組んでいますが
細部まで塗装出来ていないと装着した時に
仕上りが悪くガッカリなので手は抜けません。

表面は当然ピカピカに仕上げています。

本来ドランクリッドもボンネット同様に塗装しますが
今回は裏側のステッカー等を残すように指示があった為
塗装はしていません。

意外と塗装の仕上がりに大きな差が出る部分。
アウターハンドルです。
非分解の物が多く、基本的に細部まで塗装しようとすると
手間が掛かる小さいパーツなので重要視される事無く
奥がザラザラした仕上がりの車両をよく目にします。

開いた状態で奥まで丁寧に塗装しています。

塗装工程が完了しました。

ランプ類は傷防止の為ちゃちゃと組付けました。

前回触れた
ダックテールの形状を残す処理の理由について！

スムージングしてトランクとフラットな状態に出来ないの？
ってよくご質問があります。
結果から言うと段差は消しません。
理由は、スムージングしても境目に跡が必ず浮き出る
又はヒビ割れするので見苦しくなる可能性が高い事です。

スムージングするにはＦＲＰの本体の縁部分を研磨する事
になるのでボンド接着部分が薄く弱くなります。

一方、ダックテールの縁を研磨せずにボンドでしっかり接着すれば
耐久性が確保できます。
両側面と下部面はパテで隙間を埋めながら整えます。
上面はパネルとＦＲＰの間に出来た隙間をパテで埋めつつ
画像の様に縁面に斜めの土手を形成して角を滑らかに整えます。

結果的にこの方が見た目も耐久性も向上します。

Ａピラーはブラック、フロントスポイラーは
ボディ色に塗装しました。

外装はほぼ組めたので内装を組んでいきます。
おっとその前に幌を組まないとですね。

今日はここまでです。ありがとうございました。