NBロードスター 全塗装➀
H14年式 ロードスター
全塗装のご依頼でご入庫されました。
このままでも綺麗なNBですが、細かな部分の痛みがあるのと
イメージチェンジをする為ボディーの塗替えとなりました。
(※全塗装前に必ず事前に現車確認とお見積りなどを
させて頂いております。)
色褪せをしているボディーですが、年式を考えると
本当に綺麗だと思います。
経過年数や使用状態により痛みが出ているので
永く少しでも良い状態を維持する為に全塗装をする機会に
ボディーのリフレッシュをします。
ここで主な痛み箇所をご紹介します。
ドアの縁の腐食した部分です。
細かな部分ですが将来的に大きなダメージへと成長するので
キッチリ修理します。
ロッカーパネルの継ぎ目部分も腐食が進行する前に対処します。
ボディー底部も確認して状態により対処していきます。
数年前に新品に交換した幌だそうですが
ガラススクリーンの縁の下側が剥がれています。
修理も可能ですが、全塗装を機に新品に交換する事になりました。
エンジンマウントの交換もご依頼がありました。
エンジン底部の両脇にエンジンマウントはあります。
早速作業開始です。
先ずはフロントガラスから外します。って今回は
ガラス屋さんとのスケジュールでこうなりましたが
通常はフロントガラス脱着は分解後半におこないます。
だって天気が悪くなったら大変なんで・・・。
とにかくダッシュでバラバラにしていきます。
勿論パーツは再使用するので丁寧に扱いますよ~。
全塗装でドアパネル内側まで塗装する場合は全バラシします。
その場合はブチルも綺麗に取り除きます。
ドアのゴムパーツは新品する為ここでお別れです。
ウィンドガラスの開閉が遅いとの事なので
同じくここでお別れとなります。
今までお疲れ様でした。
これからもお世話になるパーツ達は丁寧に梱包して
一旦休憩してもらいます。
幌も外しました。
ロールバーの取付はしっかり処置がされていたので
外さずに作業を進めていきます。
この辺りは予算にも反映され、チリも積もれば何とやらなので
きちんと確認したうえで、作業の方向性をご提案する事も
重要になります。
修理すれば使用可能の幌は下取りさせて頂く事になりました。
装着してあったバケットシートは一旦休憩です。
この後鈑金工場にバトンタッチです。
今日はここまでです。ありがとうございました。