カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2024.07.12 |今日の工場

NBロードスター ヘッドライト交換 ➀

H11年式 ロードスター (10周年記念車/国内500限定)

エスケレートのブリサキット(フロントキット)を装着した

クラウンピンクのテンス。

大切に乗られていて故障らしい故障もないので

オイル交換以外では修理入庫する事は珍しい車両です。

今回はヘッドライトが切れたのでご入庫となりました。

通常であればバルブを交換して完了でご紹介する程でも

ありません。

ちなみにネタ切れでも無いですよ。

何なら数か月分のネタは溜まっている状態です💦

って話を戻します。

装着しているバルブは、みんな大好きLEDバルブです。

今回はそんなLEDバルブとヘッドライトについてのご紹介です。

ちなみにヘッドライトは御覧の通り

黒猫がトレードマークのマーシャルです。

 

巷で話題ですが、知らない方も割と多い

車検時のヘッドライトに関する法令の変更。

簡単に説明すると平成10年9月以降に生産された車両は

今までのハイビームによる測定では無くロービームでの測定に

移行します。

なのでロードスター界隈ではNB以降が対象となります。

な~んだそんな事かって思った方は要注意ですぞ!

ハイビームとロービームでは合格基準が天地程(ちと大袈裟)あります。

それに合わせてハイビームOKなNAも厳しくなっていくと実感

した事例をご紹介します。※事例車両と個人の感想となします。

 

ピンクNBと同部品装着のNA(黒猫脱走中)です。

LEDバルブでの照射テスト。

前回2年前も同仕様で車検をクリアーしていました。

 

しかし結果は不合格・・・。

適合範囲にかすってもいない・・・

おっかしいなぁ~って言い訳は通用しないので

ハロゲンバルブで再トライ!

マーシャルのヘッドライトの影響もありますが

照射範囲としてはLEDバルブとは明らかに違い

安定していて勿論合格です。

但しこれは甘々なハイビーム測定での結果。

 

ロービームではカットラインが適正に出ていないと

まず不合格になります。

よってLEDバルブの多くは車検に合格する事は無いのではないか

と思われます。

LEDバルブに限らず、

劣化によるレンズの曇りや小傷等で乱反射でも合格は厳しいと

のではないかと予想されます。

 

今日はここまです。ありがとうございました。