ＮＢロードスター　カスタム⑪　鈑金塗装　其の四

ＮＢカスタムの続きです。

塗装が完了したと連絡を受けてスケジュールを調整～。
早く見たい～。オーナー様よりも先に見れるのは役得ですよ(#^.^#)
はやる気持ちを抑えつつ塗装工場に向かいます。

元の色と比べ明るいブルーへと変化しました。

テールランプやリヤバンパーが装着する部分は以前説明した
理由から塗装を省略しました。
勿論、腐食などがあれば別ですよ～。

サイドステップも艶々です。
ニコニコしながらも塗装の確認をしているので
塗装担当の方はこの瞬間がドキドキだそうです。

画像では分かり辛いですが、エンボス加工もバッチリです。

リヤウイングのサイドパネルのエンボスもご覧の通りです。

“やりたい事”のもう一つがＡピラーとリヤウイングの中央部、
リヤディフューザーの塗り分けです。

ブラック塗装が一般的ですが、ボディーのブルーと同系色の
濃いブルーのメタリックにしました。

効果としては曇り又は遠くから見た時の印象は
一般的な黒塗装と変わりはないですが、光が当たる部分がブルーに
輝くので視覚効果としての楽しみと、
メタリック塗装は小キズを隠す効果があるので
輝きを損なわず綺麗な状態が永く得られるといった効果があります。

リヤディフューザーです。
先ほどの光が当たる部分の陰影で形状の起伏が美しく表現されます。
あとボディー下部に装着されるパーツなので小キズ対策もになっています。

ちょっと調子に乗り得意げに説明しましたが
全体的に見るとどうでしょうか。
Ａピラーは黒く見えますよね～。

当初から希望色はＡピラーとディフューザーはこの黒色でした。

光が当たるとブルーに変化！

この同系色の塗り分けとエンボス加工が”やりたい事”でした！
一見するとブルメタに塗装し直しただけですが
細かな部分を打合せしながら、お客様と一緒に創り上げていくって
感覚はとても楽しいものですよ！

お客様も画像や現車を確認するたびにニコニコしていきます。
その分早く乗りたいって表情もプレッシャーになりますが・・・。

今日はここまでです。ありがとうございました。