NBロードスター カスタム⑧ 鈑金塗装 其の壱
NBカスタムの続きです。
何回も打合せをして変更点を修正した完成予定図。
鈑金工場のスタッフさん達と共通の認識をする為にたいへん重宝します。
鈑金工程に入りました。
新車時のようなボディーに仕上げる為に鈑金をしていきます。
細かな凹みも綺麗に塗装すると目立つ凹みになる為
細心の注意で確認し対処していきます。
凹みの具合や場所により修理方法は変わりますが
確かな職人技で凹みが消えていきます。
お客様にも確認をしてもらいましたが
「思ったよりボコボコのNBだったんだね~。」って
20年以上経過した車両なのでしょうがないですよ!
アルミ製のボンネットの凹みも丁寧に処置していきます。
大きな凹みがあった右リヤクオーターの修理風景です。
鈑金ハンマーで凹みを修理していきます。
職人の技量が試される匠の技です。
大きな凹みもこの通り!
パテを極力使用せずに修理する事は、
完成後の仕上がりは勿論、経年劣化の心配も無くなる修理方法ですが、
その分技術を要求されます。
加工したディフューザーもわずかな歪を修正していきます。
苦労して加工したフロントバンパーも細部まで修正していきます。
これらの下処理が仕上がりを大きく左右するので
手が抜けない工程となるので時間が掛かります。
職人さん達からは
「新海さんのところの仕事は色々な技術を使うので腕試しになるのと
次の世代への教材としても良いですよ~。」
って言って頂けるお付き合いを心掛けております。
「チェックが厳しいからな~。」とも付け加え言われましたが(#^.^#)
全ては完璧な仕上がりを求めるからと一丸となっています。
今日はここまでです。ありがとうございました。