2024.08.14 |今日の工場
NBロードスター オイル漏れ修理・クラッチ交換 ➀
H14年式 ロードスター
最近駐車場にオイルの垂れた跡がある。
オイル漏れの確認と修理のご相談でご来店されました。
リフトに上げてオイル漏れの確認をします。
矢印の部分からオイル漏れをしています。
エンジンのクランクリヤオイルシールと
ミッションのインプットシャフトオイルシールが原因でしょう。
問題のオイルシールを交換するにあたり
ミッション本体を外す割と大掛かりな作業となります。
お見積りとご説明をさせて頂く中で
矢印のクラッチマスターシリンダーASSYと
レリーズシリンダーASSYの交換のご依頼も頂きました。
部品が入荷した段階でお預かりして修理させて頂きます。
・・・数日後
部品が入荷したので作業を開始します。
トランスミッションを外しました。
エンジン裏側です。
クラッチカバー→クラッチディスク→フライホイールの
順に外します。
ちなみに今回はフライホイールはパイロッドベアリングのみの
交換で再利用します。
フライホイールまで外しました。
クランクリヤオイルシール周辺やバックプレートに飛び散った
エンジンオイルが確認出来ます。
この飛び散ったオイルがエンジンとミッションの接合部から
漏れ出します。
バックプレートを外して清掃し
クランクリヤオイルシールを交換します。
再利用するフライホイールの中心に付いている
パイロッドベアリングは新品に交換します。
このベアリングが摩耗すると
ゴロゴロした音と微振動の原因となります。
今日はここまでです。ありがとうございました。