NBロードスター オイル漏れ修理・クラッチ交換 ②
NBロードスター オイル漏れ修理の続きです。
・飛び散ったオイルの清掃(バックプレ-ト脱着)。
・クランクリヤオイルシール交換。
・パイロッドベアリング交換。
・フライホイール清掃装着(再利用)。
が完了しました。
クラッチディスクの中心に専用工具を差し込んだ状態で
フライホイール中央にあるパイロッドベアリングに差込みます。
その状態でクラッチカバーを固定すればセンターがズレる事無く
クラッチが組上がります。
ミッション本体を取り付ける準備が整いました。
続いてミッションオイル漏れを修理します。
ミッションハウジング内は漏れたオイルとクラッチダストで真っ黒。
ハウジング内を綺麗に掃除してから分解していきます。
インプットシャフトのフロントカバー(通称テング)を外します。
インプットシャフトオイルオイルシールと
フロントカバーガスケットを新品に交換します。
レリーズベアリングとダストカバーを交換しました。
ミッションハウジング内の修理は完了です。
先程の専用工具を用いて取り付けたクラッチディスクの中心に
インプットシャフトを差込みながら重たいミッションを取り付けます。
しかも双方にスプラインが設けて有る為、少しでもズレが生じるとミッションが
付きません。クラッチのセンター出しはとても重要です。
プロペラシャフトが取り付く部分の
アウトプットシャフトオイルシールを交換して
ミッションのオイル漏れ修理は完了です。
トランスミッションを車両に装着します。
クラッチのセンター出しが完璧でもスプラインの溝まで合わせる事が
出来無い為、重たいミッション本体を上下左右に小刻みに揺すり
見えないスプラインを合わせながらミッションを取り付けます。
その為、ミッション取付は体力と技術が要求されます。
マジでめちゃ重いです💦
今日はここまでです。ありがとうございました。