NAロードスター 車検&オイル漏れ修理。
車検でご入庫されました。
以前よりヘッドカバーから若干オイルがにじみ始めていた為、どうせならヘッドカバーを
結晶塗装しようと計画をしていました・・・・が
ブレーキのマスターシリンダーのタンクからオイルが漏れていたので
先ずはブレーキから修理します。
外したマスターシリンダー。
ここのゴムパッキンがダメになりました。
パッキンのみで部品が出ない為、マスターシリンダーをASSY交換
します。ブレーキの部品なので新品に交換した方が安心ですからね。
交換完了~。
続いてヘッドカバーのオイル漏れを修理。
外したヘッドカバー&ガスケット。
外したヘッドカバーは結晶塗装をしたヘッドカバーの下取りとなります。
結晶塗装されたヘッドカバーがこちら!
ブラスト加工で裏側も綺麗に処理しています。
エンジンルームが華やかになりました。
オイル漏れ修理の時に交換するのがお勧めで~す。
お客様もニコニコで
結晶塗装をする。→誰かに見せたくなる。→ボンネットを開ける回数が増える。
→エンジンルーム掃除をする。→日頃のメンテナンスにつながる。
って言ってみえました。その通りです。
車検の点検項目には無いですが必ず確認する所があります。
それは幌のキャッチです。しっかりロックして緩みはないかチェック!
幌を開ける際、親指でロック解除ボタンをしっかり押してからレバーを引きます。
ロック解除ボタンを押さなくてもレバーが引ける場合は、しっかりロック出来ない
状態で走行中に幌が開いてしまう可能性があり大変危険なので交換が必要です。
今回は左右ともその状態でした。
外したキャッチ(画像:左)
新品のキャッチ(画像:右)
ドライバーの先にあるロック部分が摩耗するとロックできなくなります。
開閉時は慎重にキャッチを操作しましょう!
キャッチを交換したらロックのテンションを調整します。
調整はいたって簡単、ドライバーで示しているネジを回すだけです。
幌の張りも若干変わるので時々チェックしましょう。
以上で車検終了です~。
一般の車屋さんでは車検時に気にも止めない部分でもロードスターにとっては
致命傷になる事もあるので主治医は必要だと思います。
当社車検ではその部分にプラスして修理ついでのちょっとしたカスタムの提案や
奥様にも上手く承諾を得るように一緒に知恵を絞るので(笑)
お気軽にお問い合わせ下さい。
岡崎市のN様ありがとうございました。