NAロードスター 車検➂
エンジンを降ろしミッションを外します。
エンジン単体にしたのでオイル漏れの修理が容易になり、より確実な整備が出来ます。
劣化して千切れたエンジンマウント。
オイルパンを外してオイル漏れの修理をします。
オイルパン及びエンジン側の古い液体パッキンを除去します。
新しいガスケットと液体パッキンを使用してオイルパンを組み付けて
オイルパンからのオイル漏れ修理完了。
新しいエンジンマウントも組み付けます。
ミッションもオイル漏れがあるので修理します。
ミッションインプットオイルシールを交換して、ハウジング内も綺麗に清掃し
レリーズフォークダストブーツも新品に交換しました。
ミッションアウトプットオイルシールの交換して
ミッションのオイル漏れ修理は完了です。
外したクラッチ&フライホイール(画像:右)
ターボ用クラッチ&軽量フライホイール(画像:左)
軽量フライホイールはMaruha製の“28R Type-C Light”で
重量は4.4Kgです。
アクセルを踏んだ時のエンジン回転の反応が向上するので、コーナーでの
エンジンブレーキや立ち上がり加速が鋭くなります。
心配されるトルクの減少も皆無ですしコストパフォーマンスも優れているので
クラッチ交換の時にはお勧めしているパーツです。
リヤデフオイルシールも交換しました。
クラッチのマスターシリンダーも新品に交換。
レリーズシリンダーは数年前に交換済との事でした。
試運転を終えたお客様、「これ自分の車?アクセルの反応が見違えた!」
「元々走りが楽しい車だけど、今は動作の1つ1つの反応さえ楽しめる!」
「車検に出して良かった。生まれ変わった!」
と喜んで頂けました。
修理したエアコンやシートベルトも好評でした。
的確に整備をすればコスト以上のパフォーマンスで生まれ変わります。
普通に日常で使用出来る低年式のロードスターを皆様に体感して頂く為に
日々の仕事を頑張っております。
岡崎市のH様ありがとうございました。