カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2018.12.28 |今日の工場

NAロードスター 出目金ヘッドライト!

プチツーリングの撮影会の時にN様のロードスターの左ヘッドライトに水が

溜まっている事が判明しました。

リフレクターのメッキ部分が完全に腐食していたので交換する事になりました。

右側のヘッドライトは問題無いんですが、どうせライトを交換するなら

別のライトに交換してみてはと提案させて頂きました。

 

はい、提案させて頂いたライトがこちら!

へ? 純正のライトと何が違うの? って思いますよね~。

ま~純正ヘッドライトには違い有りませんが、レンズ形状が現在の純正品と少し違います。

 

現在走っているNA型のヘッドライトは電球交換の出来るタイプに交換され

ている事が多く。

発売当時のNAのヘッドライトはシールドビームというヘッドライトでした。

それに対し現在主流なのが純正、社外品を含めレンズの表面が平らか

ほんの少しだけ凸形状の物なんです。

 

シールドビームは、ざっくり言うとヘッドライト本体が白熱電球だったので

切れると本体の交換が必要なので現在はあまり見かけなくなりました。

しかしシールドビームは表面の形状が丸く膨らんでいる凸レンズが特徴で

レトロな雰囲気が出て最近は人気もありますが使用できる物が、入手困難に

なりつつあるのも実情です。

 

 

ヴィンテージカー愛好家の中でCIBIEやLUCAS、HELLA

といった海外の有名メーカーのヘッドライトが定番で、当時の凸レンズ形状で

電球交換の可能なランプも存在します。NAでも定番商品です。

が・・・。

あくまで個人的な感想ですが・・・

ちょっと高価なのと、リフレクターの耐久性、はっきり言って暗い・・・。

ってところが過去使用していて感じました。

そこを踏まえてのご提案でした。

 

 

片目だけライトの無い状態でみると

ウォーズマンの素顔みたい・・・たとえが古いか~。

分からない人は “ウォーズマンの素顔” を今すぐ検索~(笑)

 

交換前と比べると平らなレンズから凸レンズに変化している事が

分かると思います(画像が粗くてスミマセン。)

実はこのライトはマツダの純正品なんですよ~。当然現在は販売していない車種の物ですが

現在も入手可能で価格も良心的なので嬉しいアイテムです。

 

 

凸レンズが出目金みたいで可愛くなり、

N様お気に入りのNAロードスターの女子力がアップしました~。

今回、幌の保証交換の委託作業から専用ステッカー制作、ツーリング、

ヘッドライト交換と色々ありましたが楽しく仕事が出来ました。

N様からも1年点検・その他の作業依頼とツーリングのお約束も頂けました。

 

岐阜市のN様ありがとうございました。