NAロードスター ワンオフ・レトロなコンロール取付
以前“今日の工場“で投稿(2019年1月17,19日)した
ビンテージコンソールが試作段階で中断していました・・・。
サボっていたわけでは無いですよ~
キット販売となると課題が色々・・・。
メタルリングって少量生産だと単価が高額に・・・。
大量にはさばききれないし・・・要らないし。
なので現車合せの取付を水面下でおこなっていま~す。
そんなこんなで
H3年式 ユーノスロードスター
センターコンソールの交換でご来店されました。
肘を置くには丁度良い小物入れと、丁度良い位置にある
パワーウィンドスイッチなど。
あらためて見るとNAロードスターの内装ってシンプルで
レトロな感じがありこれはこれで良いと思います。
ただNAロードスター所有してみると時々
“自分の理想のかたち”って事が頭をよぎる事があり、
そう思った瞬間から、この小物入れを装備した純正コンソールは
“物が入らずシフトチェンジ時に肘が当たる邪魔な存在“って
事になってしまう恐ろしい病にかかる方が多く見られるのも事実・・・。
まぁ~NA乗りはそんな病も気が付いていても治す気が
さらさら無いので作業していきます。
純正のセンターコンソールを外すとこんな感じ、
FRP製のコンソールを固定するステーを追加します。
このNAはパワーウィンドレス車なので配線が無くスッキリして
いますが、パーツ交換後のイメージはほぼこの状態です。
FRP製のコンソールベースを仮装着して
固定用のステーを制作、なにせ試作品なので全てが
現物合わせとなります。
表面のカーペットマットを制作中~。
これまた試作品の為現物合わせで制作していきます。
固定用のマジックテープを縫い縫いしていきます。
制作したマットを装着して完成~。
純正のセンターコンソールに比べてかなりシンプル!
パワーウィンド装着車はシフトの後方に四角いメタルリングと共に
装着されますが、今回は当社のメタルリングは使用しておりません。
シフトノブとシフトリングは、なんとお客様自ら制作した物です。
器用な人って意外と近くにいるもんなんですよね~。
完成度がハンパなくそのまま販売出来るレベルなんですよ~。
ノブとリングに負けないようにシフトとサイドブレーキのブーツは
制作しました。
小物入れも無くなりスッキリ!
残されたフューエルリッドのオープナーレバーが
レトロな雰囲気をより高めていますね。
センターコンソールを交換しただけで
60年代のレーシングカーを彷彿とさせる内装に変化しました。
こんな楽しみ方が出来るのもNAロードスターの魅力の1つです。
現在メタルリングの在庫が20セットほどなので
気になる方はお気軽にご連絡下さいませ。
岡崎市のO様ありがとうございました。