NAロードスター ブッシュ交換
H5年式 ユーノスロードスター
ハンドルを切った状態で前後すると違和感が・・・
走行距離26万㌔を超え、約10万㌔の時に1800cc化して
と色々てを入れてはいたのですが・・・流石に足回りのブッシュは限界を迎えています。
早速作業開始です。
足回りのアーム類を外します。
リヤも外します。
専用の機械を使いブッシュを外します。
ブッシュを外したアーム類。
新しいブッシュに交換します。
使用するブッシュはマツダスピード製です。
ブッシュ交換を終えたアーム類を組み込む前に、今回はもう一作業あります。
それは長年の使用で傷ついたシャーシに防錆アンダーコートを施工する事です。
足回りが組み付けられていない今がチャンス!
マスキングの手間が省けます。
アンダーコートの塗料が車体に付かないように車体をしっかり養生します。
アンダーコートは“S-Kプロアンダーコート”を使用します。
弾力性のあるピッチングタイプで石などの衝撃から車体下を保護します。
厚塗りが可能で防音効果もありますが、1番お勧めの理由が防錆です。
特に年数の経過したロードスターでは車体下の腐食は致命傷に繋がるので
予防はとても大切です。
シャコタン車両は特にお勧めですよ~!
樹脂製のフェンダーライナーも施工しました。
一見無駄にも思いますが防音にも効果的なので施工しています。
リヤはこんな感じです。爪折りした部分は特に丁寧に施工します。
純正のアンダーコートの薄い部分は傷つき易く錆び易いので入念に!
ハイグリップタイヤ装着した車両だと石跳ねの音がかなり軽減されますよ。
ブッシュ交換、アンダーコート施工。
以上を終えたら4輪アライメントへ~!
ハンドリングに大きく左右するアライメントの調整はブッシュの交換は勿論、
車高調等の交換をした際には必ず行う事をお勧めしています。
せっかく新しい足に交換したなら、その性能をしっかり発揮してほしいですからね!
レース活動を通して得た豊富な知識と経験を活かしお客様のニーズに合わせて
細やかな調整を可能にする匠の技でセットアップしてくれるので安心です。
ハンドリングが激変しました。
滑るように路面を捉えコーナーへのアプローチやギャップを乗り越えた時の
車の挙動が安定し乗り易くなりました。
お客様も「今までの乗り心地と明らかに違う!普通に感じていた挙動が
実は良くないものだったとは・・・乗り易くなって感動しました。」
って喜んで頂けました。
蒲郡市のS様 ありがとうございました。