NAロードスター ダックテールスポイラー 取付
ダックテールスポイラー取付でご来店されました。
ノーマルボディーの雰囲気を大切にされていたのでエアロパーツによる
カスタムに若干の嫌悪感を抱いていたお客様ですが、当社のダックテールスポイラー
を見て興味を持てれました。制作のコンセプトやこだわりを聞かれそこに共感を頂いて
取付となりました。そのお話は後程いたします。
ダックテールスポイラーの詳しい取付作業は以前ご紹介して
いるのでそちらを参考にして下さい。
ハイマウントストップランプをアルミテープで
覆い隠すように貼りつけます。
テールランプ&ガーニッシュ部分から取付位置を合わせていきます。
トランクパネルが隠れるように取付するのがコツです。
ダックテールスポイラーがずれない様に両面テープを抜き取る
ように剥したら、しっかり押さえて完成です。
あと、ハイマウントストップランプの電球を外すのをお忘れなく。
さて、ここからは当社のダックテールスポイラーのこだわりの部分を
ご紹介させて頂きます。
当社のダックテールスポイラーは、トランク中央をつまんで引っ張った形状から、
なだらに左右のボディーラインへと溶け込んでいく自然な感じを壊さず、
あくまでもNAロードスターのボディーラインに違和感なくフィットする事を
考え どの角度から見ても美しくボディーに収まる事を意識し制作しました。
その結果 薄く軽量なパーツとなり完成しました。
画像のNAロードスターの陰影で、エッジの効いた中央部から流れるようなデザイン
がお分り頂けると思います。
上の画像に対して陰影が少ないと付いている事を感じさせない位の
印象に変わるのも、このダックテールスポイラーの特徴です。
他車の目線に近いアングルだと、トランクエンドが跳ね上がっている事が
はっきりとわかります。
制作過程で一番悩んだポイントなのがこの跳ね上げの角度と大きさです。
スポイラーとしては、跳ね上げを大きくする方がカッコ良いですが、
収まりが悪くなるし、後方へ角度を伸ばせば垂れ下がって見えるし・・・。
色々な形状を検討して、ボディーラインを活かしたこの形に決定しました。
トランクエンドで最大で3cm程度後方に伸びた形状となります。
当初この形状のトランクパネルを制作する案もありましたが、
販売価格や耐久性を考え DIYパーツとしての可能性を重視して
より多くの方に楽しんで頂けるように貼付けタイプにしました。
よくあるご質問で、パテ埋めしてトランクと一体にするには?とありますが、
当社ではパテ埋めは推奨していません、なぜなら常に可動するトランク部分の
振動、衝撃の負荷や経年劣化によるパテ処理部分のヒビ割れ等のリスクが
考えられるからです。
ただ上記の考えを踏まえた上でより完成度を求めて仕上げた車両も御座います。
当社のデモカーも常に店頭に展示しているますし、各イベントも積極的に参加
していますので その時はお気軽にお声がけ下さい。
岡崎市のN様ありがとうございました。