NAロードスター エンジンオーバーホール ラスト
エンジンオーバーホールの続きです。
じっ・・・実はもう納車して慣らし運転も完了しております・・・。
いつもの撮り忘れじゃ無いですよ。
意図があっての事ですよ。マジで!
っと言うのも今回のオーバーホールの時に
ラジエータとタコ足を新調する事になっていましたが
部品の入荷が遅れてしまって予定が合わなくなってしまったので
一旦納めさせて頂いて後日入庫となりました。
今回のご依頼は常連さんで僕のロド師匠、
この車両のお父さんでもある方なので、その辺りの調整に
ご協力頂きました。
なのであくまでもオーバーホール続きといる事で
よろしくお願いします。
純正のエキパイに代わり装着するのは
FUJITSUBO製 SuperEX BASIC VERSION
4-1のエキゾーストマニホールドです。
ラジエータは石原ラヂエータ工業所製作の
shin-kai強化ラジエータです。
搭載したNEWエンジンに装着していきます。←ワザとらしい…(笑)
タコ足装着完了。
他の製品に比べてFUJITUBO製は
パイプが鈍く輝いているのが特徴で焼け色が綺麗で
腐食による表面のぼそぼそする感じも少なくて
僕は好きなんです。
・・・がMiata、左ハンドルにはステアリングシャフトは
干渉してしまい装着出来ないと言う悲しい思い出があります。
石原ラヂエータ工業所ワンオフ製作の
アルミアルミアッパータンク仕様。
コアは25mm厚で冷却性能を向上させた強化品。
ロアタンクは純正同様の樹脂製でコストを軽減。
ラジエータは熱の関係でアッパータンクが劣化する傾向が有る為
ロアタンクの過剰な耐久性や見た目は不要との考えから生まれた
ラジエータです。
実際に10数年使用していてもロアタンクはへっちゃら。
万が一の時は交換可能なので経済的にもOです。
勿論樹脂アッパータンクの純正風強化ラジエータもラインナップしています。
通販部品として準備していますが中々忙しくて・・・。
冷却水を入れてエンジン始動~。
NEWエンジンが産声を上げました。
オイルや水漏れ等のチャックをしていきます。
各部チャックを終えていよいよ試走です。
ってここまではが通常のエンジンオーバーホール作業となります。
指定した走行距離まで許容回転数内で走って頂き
オイル交換をして許容回転数を上げていく地道で過酷な
慣らし運転はお客様にお任せをしております。
今回は慣らし運転を事前に済ませているので
調子を確認しながらも回転数縛りの無い高回転まで
一気に踏み込みました。
結果は御覧の通り良い焼け色になりました。
エンジンとにかく静か、ハイブリッド車かって思うほどです。
軽量フライホイールで心配される低速の無さは苦になるほどではありません。
低回転のまで一気に下がるので低速回転域で不安のある車両はエンストする
かもしれません。
タコ足の有無での変化は5000rpmからの伸びが体感出来ます。
乗り易く速いエンジンに生まれ変わりました。
もう一つ宿題パーツがあるのでその時にご紹介します。
蒲郡市のS様 ありがとうございました。