NAロードスター エンジンオーバーホール ②
エンジンオーバーホールの続きです。
ホーニング加工をしてスリーブの摩耗傷除去と潤滑保持効果が向上した
シリンダーブロックが戻ってきました。
クランクシャフトの捻じれや摩耗等も同時に測定してもらい
問題が無い事も確認出来ました。
NEWピストンを組み込んでいきます。
新品のオイルポンプを組込みました。
真新しいピストンヘッドの輝きが眩しいです。
内部を綺麗に洗浄したオイルパンを組みます。
面研、ポートもサクッと研磨して綺麗に生まれ変わった
シリンダーヘッドにバルブを組込みシリンダーとドッキング!
シリンダーヘッドをドッキングしたエンジン!
まだまだエンジンらしくは無いフォルムです。
カムシャフト、ウォータープンプを組込みました。
ここまで仕事の合間にコツコツと組み上げましたが
いよいよ載せ替えの時です。
車両をお預かりしてエンジン、ミッションを摘出します。
この車両は10数年前に全塗装しています。
全塗装って言ってもエンジンルーム内は塗装していません。
摘出完了です。
今回はエンジンを完全にリフレッシュする計画です。
しかしエンジン・ミッションを外すって聞くと思い浮かべるのは
エンンジンルームもついでに塗装出来るんじゃね?って!
特に全塗装で色替えしていると期待しちゃいますよね。
でもねこれをご覧下さい・・・。
エンジンやミッションを降ろした程度では
エンジンルーム内をついでの作業で
塗装する事は出来ません。
って事でこのまま作業に進みます。
今日はここまでです。ありがとうございました。