M2-1001 デッドニングキット取付
H3年式 M2-1001
デッドニングキット取付でご入庫されました。
今回の作業でM2シリーズは初です。
パワーウィンドは無いM2シリーズ。
M2専用の純正パーツは当然入手困難なので
ドキドキしながら分解していきます。
がっつりブチルテープが付いています・・・。
それにしても見慣れないパーツが・・・。
ビニールを剥しブチルを除去する為に無心になります。
・・・が気になる金属プレート・・・。
無心で格闘したので一瞬でブチル除去が終わりました。
・・・が嫌な予感しかしない金属プレート・・・。
コレもんですよ~( ;∀;)
専用のインナーグリップを固定する為のプレート。
しかもご丁寧にリベット留め・・・。
流石はメーカー改造車!手抜きや妥協が見られない・・・。
・・・が故に困り果てる自分・・・。
どう頑張っても入らない・・・。
プレートを外すかデッドニングパネルをカットするかしか方法は有りません。
当社のデッドニングパネルは最悪作り直せば良いので
プレートはそのままにしました。
希少車だから下手な事はマジで出来ません!
とりあえずカット&研磨を繰り返し微調整~。
M2シリーズ対応デッドニングキットが完成しました~!
おっと訂正です。
M2-1001対応デッドニングキットです。
妥協が無い造りだから02や28は微妙に違うかもなので注意!
他の01も確認したいというのが本心ですが
型に罫書きラインを入れたので仮で01対応は制作は可能です(#^.^#)
って事にしておきましょう~。
無理なく装着が出来て製品として問題無く機能するパネルとして
の加工が完了して一安心。
レギュレーターハンドル部分も以前制作しているので問題無しです。
ビビリ音対策のスポンジ(エプトシーラー)を貼り
小さなサービスホール塞いで運転席側が完成待ちか!
リヤガーニッシュの“M2-1001“のエンブレムが誇らしい~。
ドアトリムを慎重に装着して完成です。
助手席側も同様に完了しました。
NA全車対応のデッドニングキットとして販売を開始して
10年近く経過しましたがM2-1001には無加工で取付け
出来ない事が判明しました。
パワーウィンド無し車も少数なので問い合わせも無くここまで
来ましたがやはり奥が深いロードスターワールド・・・。
今回すごく勉強になりました。他のM2シレーズをはじめ
他の1001でも取付に対して確認が必須となります。
M2オーナーの方でデッドニングに興味のある方はお問合せ
下さい。取付に必要な加工費は無料で実施致します。
このような貴重な経験が出来た事に感謝です。
静岡県浜松市のO様ありがとうございました。