963号 エアコン ルーバーボール交換。
H10年式 ロードスター(963号)
エアコンの吹き出し口をメッキ加工した物に交換する
方法をご紹介したいと思います。
メッキ加工したルーバーボールに交換するにはエアコンルーバー
をここまで分解する必要があります。
ちょこっと爪が固くて分解し難かったり、部品の劣化による爪の
破損があったり無かったりしますが複雑な作業ではないのでDIY
としてチャレンジするのも良いかと思います。
エアコンルーバーはNA・NB共通の仕組みで取付されています。
ルーバーの両サイドに溝があり、これをインパネ側の爪で固定する
いたってシンプルな構造です・・・が
ルーバーとインパネの隙間が狭く爪を外す際インパネをキズ付ける
恐れがあります。
このような工具を使用すると最悪の場合インパネに工具の跡が残り
悲しい思いをします。
専用の工具を使用すれば綺麗に外す事も出来ますが
この為だけに購入するのも勿体ないですよね。
安上がりでキズにならない、しかも簡単な方法があれば・・・。
ありますよ~。
不要になったポイントカードなどを工具代わりにします。
ETCカード位の厚み・強度が有ればバッチリです。
先ず、ルーバー上部にカードを突き刺して爪部分に向かって
ノコギリを動かすように前後させながらスライドさせ
爪とルーバーの溝の間にカードを入れると爪が外れルーバーの
片側が浮きます。
浮いた側が元の位置に戻らぬように注意してカードを入れ
同じ要領で行います。
外れました~。
あと3つ!がんばれ~。
上手く外れない時は別の場所から外しましょう~。
比較的簡単に外れる所がある場合が多いので、爪の外れる感覚を
覚えて再チャレンジすると良いですよ。
ルーバー本体が外れたら4つの爪をマイナスドライバーを駆使して
リング部分を外しルーバーボール取り出します。
爪が折れ易いから要注意ですよ。
あとはメッキルーバーボールを入れて・・・
この時に本体内側の薄いクッション材がズレていないか確認します。
ズレて粘着部分が露出している時は粘着のベタベタでボールの動き
が悪くなるので綺麗に取り除きましょう。
クッション材が飛び出ている場合は綺麗にカットしましょう。
これで1つ目のルーバーが完成しました。
残りの3つをやっつけました。
ルーバーの溝の位置を確認して「パチッ」って音がするまで押し込んだら
取付け終了です。
[Before]
元々アルミのルーバーリングが付いていてこれはこれで
悪くない感じでした。
[After]
インテリアは華やかになり高級感も増しました。
オープンカーはインテリアを見られる機会が多いので
オシャレアイテムとしては効果抜群でお勧めです。
当社のメッキルーバーボールセットをご注文の際、
純正ルーバーボールの下取りが必要となるので
今回ご紹介した作業を参考にして下さい。
作業が苦手な方はお気軽にご相談下さい。