カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2021.11.17 |今日の工場

ホイールの次は、やっぱりフロントスポイラー交換!

H6年式 ユーノスロードスター

先日ホイールのリメイクをご紹介させて頂きましたが
今回はフロントスポイラー装着のご紹介です。

っと言っても元々フロントスポイラーを装着していたのですが
破損により外していました。

ホイール交換でその気になったのか、重い腰がようやく
上がった感じでしょうか。

永年・・・。ガリガリ、バキバキと大切に使用されていたようで
見た目よりもはるかにダメージが深刻で
修理はちょっと・・・。

本当に大切に扱われていた様子が手に取るように伝わります・・・。

僕の後輩でもあり、永い付き合いのオーナーさんが持ってきた
思いで詰まったスポイラーを何とかしてあげたいとの思い
速攻~ゴミ箱に投げ捨ててやりました~。

っと微笑ましい光景だったはず(笑)

スポイラーはポイしたので、バンパーの補修からしていきます。

取り付け穴の部分が損傷しているので穴の周囲を研磨して
削り落とします。

こんな感じで内外両面を研磨していきます。

研磨した部分にFRPを積層していきます。

裏側にもFRPで補修して強度を上げます。

積層したFRPを乾燥した後に研磨して慣らします。

補修部分がスポイラーを装着した時に露出しないように細心の
注意が必要となります。

バンパーまで塗装する事になると費用が・・・。

NEWフロントスポイラーを装着しました。

NEWと言っても、かれこれ3、4年前に製作していました。
わかります~?3、4年ですよ~。

そりゃ~ ゴミ箱に投げ捨てるっちゅうねん!(笑)

お~! 美しいデザインだこと!

当社のコンプリート車両“shin-kai R08”専用パーツですからねぇ~。

ダンボールを切って貼ってパテを盛り削り盛り削りして製作しましたから、
デザインの妥協が一切無く、型を制作するのも鼻血が出そうでした。

塗装をして完成です。
このフロントスポイラーは2本目だと分かるように細工がしてあります。

その細工とはエンボス加工です。
カッコ良く見えますが、江戸時代の罪人の入れ墨のようなものです。

この車両が第1号になるのではとの周囲の予想に反して
僕自身が2本目第1号となったのがかれこれ3,4年前・・・あれ・・・

まぁ~💦細かい詮索は抜きにして
本来の姿を取り戻したR08 TYPE Ⅰでカッコ良くドライブを
楽しんで下さい。

岡崎市のN様 ありがとうございました。