バラードCR-X 奥目っていいな ①
S62年式 ホンダ バラードスポーツCR-X Si
バラードCR-Xと言えばセミリトラクタブルヘッドライトの通称“奥目”
ですがそれは前期型だけなんです。
後期型はワンダーシビックのような固定ヘッドライトで奥目では無い・・・。
しかしあまり知られていないような・・・。
現オーナーのO君も“奥目”がいいなぁ~って思っているようだけど
気を使ってくれてるというか受け入れてくれてます。
こちらがバラードCR-Xの前期型でいわゆる“奥目”です。
画像はシルバー・ツートンなので1.5i(SOHC)というモデル。
Si(DOHC)はガンメタ・ツートンってそんな事はどうでも良し(笑)
やっぱりいいよね~“奥目”って!
O君にはパーツさえ入手出来ればブラックジャック出来るよって話は
常にしてるんですが・・・。
肝心なパーツが入手困難なんですよね~。
しか~し ある日こんなパーツが工房へ届きました・・・。
何これ・・・? これってあれじゃん!
僕:「はかったなO君!」
O君:「君のバラードの思い出話がいけないのだよ!」
と言わんばかりにぶっ込んで来たバラードの“奥目”部分のパーツ。
やりますか~!二十年ぶりに蘇る魔改造バラードCR-X。
後期型のフロントバンパー・フロントカウルに前期型のヘッドライトを押し込んだ
通称“中期型”・・・当時から言っていたけど無理矢理なネーミング・・・。
移殖手術にあたり勿体ないですが前期型の“奥目”を解体します。
セミリトラの無い後期型のフロントカウルに前期型のヘッドライトベース
が収まるように加工していきます。
ヘッドライトベース自体は問題無いですが
固定部分が破損や欠損しています。
まぁ~想定内の事案です。
欠損部分や破損し易い部分は新たに補強&制作していきます。
今回の作業で加工を伴うフロントカウルはストック品を使用します。
ストック品と言ってもヒビ割れ多数と取付部分は全滅のジャンク品。
故に加工するなら修理して使用しようって事になりました。
車両に付いているフロントカウルは予備パーツとして大切に保管します。
欠損していた左ヘッドライトベースの修復完了~。
破損の無い右側のデザインに合わせて
修復してあるので塗装をすれば違和感無し!
今日はここまでです。ありがとうございました。