カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2018.12.01 |今日の工場

スバル360 ご来店

昭和42年式 スバル360

ヘッドライトの光軸調整でご来店されました。

車も調整の仕方もアナログです。

ドアが逆開きって知っていました?

スバルのメカニック時代に360について教えて貰った中で印象深いのは、

ドアを少し開けた状態で紐などで固定し走行すると涼しい・・・です。

 

車格の割に広い車内です。一応4人乗れます。

 

スペアタイヤはフロントのトランク?

に収納されています。

ホイール付スペアータイヤ!

モンキーのホイールみたい(笑)

ホイールはリムのみ 現代では想像つかない造りです。

一見ホイールに見える部分はドラムブレーキで、そこにリムだけの

ホイールを装着する斬新さ?

ちなみにセンターキャップは“キッチンハイター”のキャップだそうで

後日、缶スプレーで塗装するらしい。

 

エンジンは後ろに搭載されています。

昔は軽自動車に車検は有りませんでした。

ナンバーが小さく原付みたいな360ccの軽自動車で、今でもナンバーは

このままですが“88”ナンバーになる為、このスバルのナンバーは当時物です。

2サイクルの360ccエンジン!

2スト独特の排気音と白煙がいいんですよね~。

とんとう虫の愛称で呼ばれていた愛くるしいデザイン。

スバルの元祖です。

 

純正色で再塗装されていますが、基本的に当時のままの希少なスバル360。

 

岡崎市のO様ありがとうございました。