スズキ カプチーノ塗装修理&スモークフィルム交換 ②
カプチーノの塗装修理をした続きです。
劣化した部位とはスモークフィルムの剥がれでした。
修理して綺麗になったルーフとトランクに挟まれたリヤガラスは
どうしても目が行くところなので目立ちます。
スモークフィルムの交換をしていきます。
現代の車両はプライバシーガラスがほとんどなので
スモークを貼る機会がめっきり少なくなりましたね~。
スモークフィルムを張替えする時に厄介な作業が剥す作業で
うっすら残る糊を完全に除去する必要が有りますが
剥したフィルムに熱線がくっ付き熱線がダメになるリスクもあります。
そこはご了承頂いての作業となります。
湾曲したガラスにスモークフィルムを貼るのは至難の業です。
ちょっとしたプロの技をご紹介します。
ある程度の形に切り出したフィルムをガラスの外側にセットします。
この時にフィルムの裏表を間違えると終了するので台紙を外側にして
ガラスに水を付けて貼り付けます。
次にヒートガンで温めながらヘラでシワが付かないように
ガラスの湾曲に馴染ませていきます。
一見簡単そうですがこれが難しいんですよ。
スモーク貼りの経験があるおじさん達はうなずくはずです。
ガラスの形状に湾曲したフィルムを内側から貼れば完成です。
ってここも吐きそうなほど難しいので業者さんに頼んだ方が賢明です。
見事な一枚貼りの完成です。
あの頃のカプチーノが蘇りました。
これこれ!
当社でよく紹介するエンボス加工の塗装のルーツはこのロゴでした。
目立たせたいメーカーロゴをあえて隠すやり方に心を持っていかれました。
この車両からも今の仕事に繫がるので考え深いものがあります。
スバルの常連さんだったN様も今では当社の常連さんで
今では考えられない事ですが金髪ディーラーマンだった
若かれし僕を知る1人なので頭が上がりません。
「あの新海ちゃんがね~成長したね」って今でも時々言われているので
「成長が止まってね」って言われないように頑張っていきますよ!
岡崎市のN様 ありがとうございました。