カワサキZRX ラジエータ交換 ➀
2001年式 カワサキZRX1100
ラジエータ交換でご入庫されました。
ZRX1100は1200ccそしてインジェクションへと
改良されながら22年間(1997~2000)生産されたロングモデルです。
この車両は初期のソリッドのライムグリーン。
個人的にどストライクで好きなモデルです。
交換するラジエータは
石原ラジエータ製
ZRX1100/1200用(銅コア2層32mm/真鍮タンク)です。
お客様が遠方在住の為、入庫日に余裕があまりなかったですが
特急で製作してもらえたので助かりました。
石原社長ありがとうございました。
純正のラジエータがこちらです。
新ラジエータはサイズが大きくなりますが
出来るだけノーマルの見た目を希望されているので
取付作業を解説しながらご紹介いたします。
ラジエータ本体を外す前に外装パーツを外します。
ZRX1100はタンク前方直下に
ラジエータキャップが有る為タンクも降ろします。
サイドカバーはタンク脱着時の干渉を防ぐ為外しました。
冷却水を抜くドレンボルトは
ラジエータロアホース(車両左側)がつながるパイプにあります。
ドレンボルト外してからラジエータキャップをゆっくり
外すと流れ出る冷却水の水量を調整出来るので
受け皿以外を汚す心配が無くなります。
冷却水の流れが止まったらドレンボルトを取り付けましょう。
後回しにすると紛失や取付忘れ等に繋がりますよ。
純正ラジエータを取外しました。
水温センサーや電動ファンは再利用するので
外しました。
年式を考慮するとどちらも新品交換しても良いですが
今回は再利用です。
自動車程乗りませんからねぇ~。
新品のラジエーターに
水温センサーと電動ファンを取り付けます。
純正電動ファンがボルトオンで装着出来る構造なので
加工及び余分なボルト&ナットさえいりません。
上部取付部分のブッシュ&カラーも再利用もお忘れなく。
新ラジエータ装着の準備が整いました。
新旧のラジエータの大きさの比較です。
冷却性能が大幅に向上する事は言うまでもありません。
今日はここまでです。ありがとうございました。