カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2024.03.22 |今日の工場

カワサキZRX ラジエータ交換 ➀

2001年式 カワサキZRX1100

ラジエータ交換でご入庫されました。

ZRX1100は1200ccそしてインジェクションへと
改良されながら22年間(1997~2000)生産されたロングモデルです。

この車両は初期のソリッドのライムグリーン。
個人的にどストライクで好きなモデルです。

交換するラジエータは
石原ラジエータ製
ZRX1100/1200用(銅コア2層32mm/真鍮タンク)です。

お客様が遠方在住の為、入庫日に余裕があまりなかったですが
特急で製作してもらえたので助かりました。
石原社長ありがとうございました。

純正のラジエータがこちらです。

新ラジエータはサイズが大きくなりますが
出来るだけノーマルの見た目を希望されているので
取付作業を解説しながらご紹介いたします。

ラジエータ本体を外す前に外装パーツを外します。
ZRX1100はタンク前方直下に
ラジエータキャップが有る為タンクも降ろします。
サイドカバーはタンク脱着時の干渉を防ぐ為外しました。

冷却水を抜くドレンボルトは
ラジエータロアホース(車両左側)がつながるパイプにあります。

ドレンボルト外してからラジエータキャップをゆっくり
外すと流れ出る冷却水の水量を調整出来るので
受け皿以外を汚す心配が無くなります。

冷却水の流れが止まったらドレンボルトを取り付けましょう。
後回しにすると紛失や取付忘れ等に繋がりますよ。

純正ラジエータを取外しました。

水温センサーや電動ファンは再利用するので
外しました。

年式を考慮するとどちらも新品交換しても良いですが
今回は再利用です。
自動車程乗りませんからねぇ~。

新品のラジエーターに
水温センサーと電動ファンを取り付けます。

純正電動ファンがボルトオンで装着出来る構造なので
加工及び余分なボルト&ナットさえいりません。

上部取付部分のブッシュ&カラーも再利用もお忘れなく。

新ラジエータ装着の準備が整いました。

新旧のラジエータの大きさの比較です。
冷却性能が大幅に向上する事は言うまでもありません。

今日はここまでです。ありがとうございました。