カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2024.03.30 |今日の工場

カワサキZRX ラジエータ交換 ③ラスト

ラジエータ交換作業の続きです。

純正のホーンを取り付ける為の加工をします。

ラジエータのサイドカバー下部に装着されていたホーンですが
サイドカバー下部を切り落とした事で装着場所を失いました。

ホーンステーの〇で囲った部分を平らにします。

ホーンステーを平らに加工しました。

石原ラジエータ製のZRX用ビックラジエータには
純正のラジエータコアガードが再利用可能にする為の
ブラケットが設けてあります。
そこにホーンステーを平らに加工したホ-ンを装着出来ます。
しかも純正に近いイメージでホーンを装着出来ます。

サブタンクに冷却水を規定量補充した後に外装を
取付て完成となります。

石原ラジエータ製のビックラジエータ装着完了です。

冷却性能を向上させながらも、
パッと見では気が付かないさりげなさが売りの
強化型ラジエータとなっています。

配置が純正と変わらないので
悪目立ちしないホーン。

作業前の純正ラジエータの状態がこちらの画像。

交換後の画像がこちら。

ノーマルイメージを崩したくない方にはお勧めの
強化型ラジエータではないでしょうか。

車と違って各部品が剥き出しのバイクでは
パーツの変更で車両全体の印象に影響する場合が多く
ノーマルイメージを大切にする旧型車両では
現代の高性能なパーツを装着する事にためらいが生じます。

旧型車両にこそ現代の高性能なラジエータを装着して頂きたい
事から、オーナー様達の意見を反映させて再作されたのが
今回ご紹介した“石原ラジエータ製”の強化ラジエータです。

当社も先代の頃からお世話になっている
石原ラジエータ工業所。
石原社長はラジエータの修理からワンオフ制作まで
幅広く対応してくれる方なので助かっております。

ご依頼頂いたお客様も車両購入時に注文を頂くくらい
石原製のラジエータのファンでもあります。

宮城県のS様 ありがとうございました。