カワサキZRX ラジエータ交換 ③ラスト
ラジエータ交換作業の続きです。
純正のホーンを取り付ける為の加工をします。
ラジエータのサイドカバー下部に装着されていたホーンですが
サイドカバー下部を切り落とした事で装着場所を失いました。
ホーンステーの〇で囲った部分を平らにします。
ホーンステーを平らに加工しました。
石原ラジエータ製のZRX用ビックラジエータには
純正のラジエータコアガードが再利用可能にする為の
ブラケットが設けてあります。
そこにホーンステーを平らに加工したホ-ンを装着出来ます。
しかも純正に近いイメージでホーンを装着出来ます。
サブタンクに冷却水を規定量補充した後に外装を
取付て完成となります。
石原ラジエータ製のビックラジエータ装着完了です。
冷却性能を向上させながらも、
パッと見では気が付かないさりげなさが売りの
強化型ラジエータとなっています。
配置が純正と変わらないので
悪目立ちしないホーン。
作業前の純正ラジエータの状態がこちらの画像。
交換後の画像がこちら。
ノーマルイメージを崩したくない方にはお勧めの
強化型ラジエータではないでしょうか。
車と違って各部品が剥き出しのバイクでは
パーツの変更で車両全体の印象に影響する場合が多く
ノーマルイメージを大切にする旧型車両では
現代の高性能なパーツを装着する事にためらいが生じます。
旧型車両にこそ現代の高性能なラジエータを装着して頂きたい
事から、オーナー様達の意見を反映させて再作されたのが
今回ご紹介した“石原ラジエータ製”の強化ラジエータです。
当社も先代の頃からお世話になっている
石原ラジエータ工業所。
石原社長はラジエータの修理からワンオフ制作まで
幅広く対応してくれる方なので助かっております。
ご依頼頂いたお客様も車両購入時に注文を頂くくらい
石原製のラジエータのファンでもあります。
宮城県のS様 ありがとうございました。