2019.08.07 |今日の工場
NBロードスター オーバーヒート修理
H10年式 ロードスター
オーバーヒート修理でご入庫されました。
ふと冷却水地面に落ちているのに気付きボンネットを開けたところ
サブタンクから冷却水が溢れ出ていたそうです。
ラジエータの冷却ファンのモーターが作動しない事が原因でオーバーヒートしてしまいました。
詳しく見てみるとモーターのカプラー取付け部分が破損しています。
車両側のカプラーも損傷しているので新品に交換します。
車両側のカプラーを切断!
(新品カプラー:画像手前)
ハンダで配線を接合して伸縮チューブを用いてしっかり絶縁します。
車両側のカプラー完成~ 元通りに修理出来ました。
電動ファンのモーターを新品に交換~。
NBはモーター単品で注文出来ます。
が・・・NAの場合はファンとセットなので ちとお高めな部品です。
冷却水の入れ替えが必要なのでサーモスタットも確認しておきます。
案の定サーモスタットも劣化しているので交換します。
古いガスケットを丁寧に剥します。
後は新品のサーモスタットと冷却水を入れて完成~。
オーバーヒートも初期段階でした、24万キロの車両だけにオーナー様も
ちょっとした変化に一早く気が付いたのが幸いして大事には至りませんでした。
まだまだ元気に走ってもらわないと、目指せ30万キロ~!
小牧市のT様 ありがとうございました。