カスタム・パーツ販売 新海自動車工房

2024.03.27 |今日の工場

カワサキZRX ラジエータ交換 ②

ラジエータ交換作業の続きです。

石原ラジエータ製の強化ラジエーターを車両に
取り付けました。

冷却水を入れてエアー抜きをします。

エアー抜きはエンジンを始動しないといけない為
ガソリンを常に供給する必要があります。

バイク屋さんでは専用の落下式タンクを使用しますが
一般の方では中々持ってないし、当社でもホース軽が合わず
使用出来ませんでした。

そこで 
10πのステンレスパイプを9πの耐油ホースを
ホームセンタで購入して
即席で延長ガソリンホースを制作しました。

ちなみにGPZ900Rの場合は
ガソリンタンクを後方に少しずらせばホースが繋がすので
考えた事すら無かったですが、
ガソリンタンク脱落のリスクが軽減されるので即席アイテムですが
使えます(#^.^#)

っとまぁ~。
ここまでは無加工で比較的簡単な作業でしたが
ここからが本番って感じになります。

ラジエータのサイドカバーは純正ホーンのブラケットの
役割も担っています。

純正ホーンを外しました。

このホーン取付部分が邪魔で大型ラジエータに装着が
出来無い為カットします。

サイドカバーはアルミの鋳物の為カットするには
それなりの道具が必要となります。

大体でカットしてベルトサンダーでカット部分を
滑らかにしつつ微調整して形を整えていきます。
焦りは禁物ですぞぉ~。

ラジエータのサイドカバーは問題無く取付出来ました・・・が
専用のボルトが浮いてしまう・・・
サイドカバーも若干ガタガタする。

ボルトを短い物に交換すれば済む話ですが、
それではノーマルの見た目が損なわれます。

なのでボルトを5mm程カットする事にしました。

バッチリです(#^.^#)

所定の深さでサイドカバーを固定する事が出来ました。

ZRXの特徴とも言えるラジエータサイドカバー。
装着するか否かで印象にかなり違いが出ます。
ノーマルルックが好みなら絶対に装着しないとね。

今日はここまでです。ありがとうございました。